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Research Project
水野 学
科研費助成研究
研究業績へ
情報の粘着性概念を中心としたリード・ユーザーの知識移転促進要因に関する理論的研究
科研費 基盤C
研究代表者
2019-2021
製品やサービスの革新は、その使い手であるユーザーが行うことがあるが、一般的にユーザーは技術に関する知識やスキルに乏しいため、メーカーなど他者の協力が必要となる。どうすればこの情報をうまく伝えることができるのか、その条件や方法について、フィギュアスケートの元五輪代表が取り組んでいる用具開発の事例をもとに研究を行う。具体的にはそのアスリートが協力メーカーにニーズや仕様を伝えたときの表現方法、使用した器具、やりとりの手段をインタビューをもとに明らかにする。
デザイン・ドリブン型開発促進のためのインサイトと対話プロセスの解明
科研費 基盤C
分担研究者
2019-2021
デザイン・ドリブン型開発の特徴である「人々が気づかない問題を創造的に発見すること」(Verganti 2009,2016)さらに問題解決との関係を、プロセスの実体を事例比較によって明らかにする。さらに開発者、ユーザーの「表現」を通じた相互作用とインサイトの関係を示すモデルを構築し、理論モデルの試行運用を実施する。これらの活動を通じて以下の3点を成果として実現する。①実験的行動や試行錯誤のプロセスを詳細に調査し記述。②プロセスを「リフレクティブ・カンバセーション(認知と表現との相互作用)」の視点から分析し、インサイトとの関係を示す。③イノベーション研究に加え、認知科学の知見を加え考察する。
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