後編ではオンラインライブの利点や現在わかっている問題点などについて見ていきたいと思います。
〈オンラインライブについて〉
考えられる利点として、 ・気軽で安心して参加することができる ・人数の制限が無いため、大きな収益が見込める ・場所を自由に決めることができる などが上げることが出来ます。特にコロナ感染を心配しなくても良いと言うのはそれだけで、十分な価値を見出しているのかもしれません。
逆に言えば、それ以上の価値というものは今現在、私達は理解していないのでしょう。それを裏付けるかのように、現在配信プラットフォーム大手である、「Streaming+」「Stagecrowd」は2020年5月と6月にサービスを開始しました。
つまりオンラインライブとはコロナがあったからこそ生まれた市場であり、今までは必要とされていなかったということです。 他にも様々な配信プラットフォームがある中大手となりつつある両社にはコメント機能などはもちろん、サーバーの安定性や画質、音質などの高さ、その場でオフィシャルグッズを買うことのできる気軽さなども評価されています。
〈これからのライブ〉
2020年は、せっかく取ってあった会場でライブをすることが難しい、ならばオンラインで! といった考えでオンライン開催した団体もあったのではと思います。しかし、もう元の形には戻らないであろう今の世の中では、つなぎとしてのオンライン開催ではなく、しっかりと集客をし、収益を上げていく。オンラインとの共存が必要になってくるのかもしれません。
[参考] ・https://www.arban-mag.com/article/57564 ・https://www.barks.jp/news/?id=1000194743 ・https://www.bcnretail.com/market/detail/20200831_188434.html
(文責:4期生佐々木)
Comments