そろそろ自由になりたい、大庭です。コロナで外出が厳しくなり、買い物しに行きたくても行けなくて、ソワソワしてます。
この期間で、ネットショッピングをする機会が増えた人がたくさんいると思います。その中で、ネットだと少し情報が物足りないと感じたり、ネットで購入したものが「思ってたのと違うなあ」とショッピングに失敗した経験がある人も大勢いると思われます。 そこで、今回紹介するのはネットショッピングのあり方を変える「ライブコマース」についてです。
ライブコマースとは
ライブコマースとは、ライブ配信とEコマースを組み合わせた新しい販売手法のことです。Eコマース?となる方もいると思うので、ここではAMAZONやZOZOTOWNなどのようなネットショップの企業と消費者の取引のことと考えてください。このEコマースとライブ配信が組み合わさることで、店頭でのショッピングと同じような満足度の高い購買体験ができるんです! 質問やコメントでコミュニケーションを取れるので、商品の詳細や疑問に思ったことなど、ばんばん聞けちゃうということです。
<コロナによる普及拡大>
近年、中国で誕生したライブコマースは、順調に普及していましたが、コロナの影響で急激に成長したんです。なぜかというと、ステイホームによって抑えられていた「買い物がしたい」という消費意欲を刺激されたのと、そもそものライブ配信の視聴者が以前よりも大幅に増加したからです。皆さんも、以前よりショッピング欲や動画を視聴する機会が増えたんじゃないでしょうか。また、コロナが流行ってからインスタグラムやユーチューブのライブ機能が進化し、身近なものでライブコマースに参加できるようになったのも一つの要因だと思います。 今の中国ではライブ配信者が増え、地方の農家から政治家、経営者など老若男女問わずライブコマースをやっているそうです。
<驚異の売り上げ>
ライブコマースでは、メーカーがそれぞれの店舗をもって、タレントさんやインフルエンサーに商品を紹介してもらうスタイルが主流となっているそうですが、その売り上げにびっくりしました。個人のインフルエンサーで、たったの2時間だけのライブ配信で、3億円の売り上げを記録したんですよ。数百万から数億円を売り上げるには、商品を紹介してくれる配信者選びが重要なんです。 コロナ禍で中国最大の旅行会社Ctripが大きな損失を出してしまったんですが、会長はそこでライブコマースを試みました。5回のライブ配信で、なんと約138億円もの旅行関連品を販売したのです。さすがです、、。
ここまでは中国のライブコマースのお話でした。後編は、日本のライブコマースについて紹介していきます。 (後編へ続く)
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