コロナ禍の影響によりアサヒが苦しい状況であることをお伝えしてきましたが、それをチャンスに変えて、自粛生活の家飲み需要を活かした新しい商品をアサヒは販売しました。
「生ジョッキ缶!!」
発売して間もないにも関わらず、ご存知の方も多いのではないでしょうか。この商品は上面の蓋を全開にできる缶ビールで、開栓すると自然にビールが泡立ち、飲食店で出されるビールのように味わえるというものです。コンビニでの先行販売から瞬く間にSNSやテレビで拡散され、現在は出荷を一時停止されています。お店で飲みたくても飲めない今だからこそ、家で生ジョッキ感を味わいたいという潜在ニーズを大きく刺激したのではないでしょうか。お酒はまだ飲んだことがない身ですが、Twitterで動画を見て「美味しそう」「自分もやってみたい!」と、とてもワクワクしました(写真2)。
〈考察〉
業務用ビールシェア率が高いアサヒ。お店やイベント(野球観戦など)の生ビールといえば多くの方がスーパードライの味を連想するのではないでしょうか。商品自体の目新しさだけでなく、そんなアサヒが出した商品という点が話題性を高めた要因の1つであると考えます。 また、近年SNSで話題になる飲食物は体験価値(ワクワク)が目に見えてわかりやすいもの(動画映えするもの)であるように感じます。(例ラクレットチーズ)
今回ご紹介したアサヒの生ジョッキ缶も動画との親和性が非常に高く、ワクワクが拡散されていったのではないでしょうか。 この生ジョッキ缶次回の再販売日は6/15(火)となっています。苦しくも、未成年のため私は購入することができません!体験された方は是非感想を教えて下さい。
(文責:4期生 今村)
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