top of page

コロナだからこそ、できること(後編)

〈新しい営業の形〉

百貨店の休業などにより、化粧品業界は販売の機会を大きく奪われることとなってしまいました。一方で、ECによる販売は増加傾向にあり、いかにオンラインでの販売に切り替え、”試さずに購入してもらえるかが、肝になります。 そんな中、「ライブコマース」の手法で業績を立て直した会社があります。中国のスキンケアブランド「林清軒(リンセイケン)」は、社長自らがライブコマースで登壇し、商品を紹介したことで売上を伸ばし、倒産寸前の危機を救いました。 ライブコマースとは、主にタレントやインフルエンサーがライブ動画を配信し、視聴者はリアルタイムで質問やコメントをしながら商品を購入できるという、中国発祥のEコマースの新体形です。 また、ライブ配信サービス「17 Live」では一回のライブ配信で、2億の投げ銭をもらう配信者もいます。中国で発展したビジネスは日本でもそのうち発展すると思うので、営業という形だけでなく新たなビジネスチャンスとしてライブコマースは注目するべきだと思います。

株式会社アキュラホームは、AIやIoT、ロボット技術を取り入れたトータルシステムによって運営される無人モデルハウス、「ミライモデル」を開発。無人のモデルハウス内を案内用ロボットが、住宅の中を案内してくれるというものです。もともとこのサービスは、「営業がいると気軽に見学しにくい」というお客さんの声をきっかけに発足しましたが、今回の新型コロナの感染拡大を受けて、当初の予定よりも早く開発・リリースが行われました。日本にとって5G元年でもある2020年は、新型コロナの影響も助長して、一気にデジタル化やロボット化が進む年になりそうです。 コロナという状況での取り組みにより、コロナ期間は、5Gなどのこれからの時代の流れにいろんな事業が追いついた期間だと感じました。


「コロナだからこそ、できることを探す」 今回紹介した取り組みのように、経済が停滞するような状態でも会社を潰すことなく利益を上げる企業はたくさんある。また、こういった状況だからこその需要もたくさん転がっている。ただ時代に飲まれるのではなく、時代に乗ろうとする能力がビジネスの上で重要だと思いました。 〈参考〉 https://pr-genic.com/3354


(文責:土井)

Comments


bottom of page