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コロナで変えようファッション!(後編)

〈ブランドを変えた服?〉

前編で、コロナによりサスティナブルな消費が広がったことを述べましたが、実際どのような行動ができるのか疑問に思った方が多いと思います。 そこで、今からできる中の1つをご紹介します。 株式会社FINEが運営するRenameという服の通販サイトをご存じですか? このサイトでは、「ブランドタグを付け替えて、新しい名前、新しい価格で、新しい人へ服を届ける。」をコンセプトに、新しい服の売り方を実現しています。 多くの人が服を買う時に重要視するであろうブランド、それをあえて変えることで、服本来の価値を見出し、ブランドの先行イメージに捉われない消費を実現しています。



〈世の中の服の半分は捨てられている!!〉

アパレル製品の国内の年間供給数量は約29億点。 それに対し、消費数量は約14億点と推定されています。(※小島ファッションマーケティング調べ) つまり、世の中で売られているアパレル製品の半分、約15億点は誰に使われることなく捨てられているのです。

また、服を製造することは、とても環境に負荷がかかっています。例えばジーンズを1本分の綿を生産するには1万リットル以上の水が必要となります。つまりこれは1人分の飲み水10年分を消費することを意味するといわれています。 にもかかわらず、多くの服が捨てられている。 そこに目を向けているのがRenameです。 服の生産、販売、消費、廃棄のすべてに目を向けており、服をつくる人、着る人、服に関わる人全員を豊かにしています。

これは、1番最初に述べたSDGsの17のゴールのうちの1つ、 持続可能な生産消費形態をつくる、「つくる責任 つかう責任」に十分に貢献しているといえます。


〈こんなイマだから考えられる〉

先日、2期生が約半年間かけて取り組んだSカレが終わりました。 私のチームが取り組んだのは、まさに「SDGsに貢献する旅行商品」。 義務的にもSDGsのことを調べていると、服を1つ買うこと、紙を1枚使うことなどほんの些細なことでも、日常での消費に対する意識がじわじわと変わりました。 コロナにより様々な"当たり前"が崩され、私たちの生活は大きく変わりました。 そのうちの1つに、時間の使い方が大きく変わったことが挙げられると思います。 自分の生活をよりよくしようと考える中に、このサスティナブルな消費を少しいれてみてください。きっとあなたのイマをよりよくします! 参考文献 株式会社FINE「Rename」〈https://c-fine.jp/rename/〉 WWDJAPAN「「ジーンズ1本の綿花栽培で飲み水10年分失う」 国連がファッション業界に警告」〈https://www.wwdjapan.com/articles/579645〉


(文責:三宅)

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