「コロナで芽生えたサスティナブル」
〈何かとよく聞くアレ〉
最近この言葉、よく聞きませんか? "SDGs"(エスディージーズ)。 「最近流行りの韓国発アイドル?」 違います。 「(S)衝(D)動(G)買いする人の複数形?」 違います。 SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。 簡単にいうと、2015年に国連が定めた、2030年までに持続可能で、よりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人取り残さないことを誓っています。
〈他人事を自分ごとに〉
これを見ても何となく、世界で取り組んでいくことなんだな~と他人事のように感じていませんか?
実は私もそうでした。
しかも、このようなコロナ禍。
皆、自分のことを考えるのに精一杯で、周りのことを考えるのにまで頭を働かせられないのは当たり前です。
しかし!このような状況だからこそ、できることがあるのです。
キーワードは「つくる責任 つかう責任」です。
気になるあなたは、是非最後まで読んでください!
〈みんな高まるサスティナブルな消費〉
コロナ禍で高まりをみせているもの、それはSDGsの「S」、サスティナブルな消費です。
これは、人や社会、環境を意識した購買行動のことを指します。
実は、コロナによりサスティナブルな買い物を意識した人はこんなにいるんです。
理由として、 「節約意識が高まったため」 「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになったため」 「健康や安全への関心が高まったため」が挙げられています。 つまり、コロナ禍で家にいることが増え、買い物に行く回数が減り、今まで外に向けられていた関心がより自分に向けられ、結果的にサスティナブルな消費へとつながっているのです。 ムダなものは買わない。より良いものを選ぶ。 コロナ禍によって、私たちの中にサスティナブルな消費が広まったことを理解していただけたでしょうか。 後編はファッションの消費に目を向け、決してハードルの高くないサステナブルな購買をご紹介いたします。 参考文献 外務省「Japan SDGs Action Platform」〈https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html〉 Rakuten Insight サステナブルなお買い物に関する調査 〈https://insight.rakuten.co.jp/report/20200624/〉
(後編に続く)
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