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コロナ下で恐怖体験(後編)

≪真・お化け屋敷≫

お化け屋敷といえば、自分の足で中をめぐりお化け役が驚かせてくるのが従来のモノでした。しかし、このやり方では飛沫が飛びやすい、密閉空間であるという問題が発生してしまいます。そんな中、考案されたお化け屋敷が棺桶監禁型お化け屋敷『絶叫棺桶』です。



≪新しいお化け屋敷の形≫

この『絶叫棺桶』は以前紹介されていた「ドライブインお化け屋敷」を手掛けていた 株式会社 怖がらせ隊 が手掛けています。

従来のお化け屋敷と最も異なることは、お客様は一切動くことがないということです。お客様は用意された棺桶の中に入り、お化けのほうから驚かせに来ます。その棺桶も特別仕様で、密閉を回避するための空気穴、お化け役のキャストとの密接を回避するためのプラ板など多くの感染対策がとられています。もちろん、客佐那が帰られた後は除菌消毒を欠かしません。以前ニュースで紹介された際は、お化け役の方が除菌消毒をされているという何とも奇妙な様子を見ることができました。


≪そんな事言っても大して怖くないんじゃない?≫

しかし、お化け屋敷の醍醐味は自分で歩いて怖い体験をすることでしょう。自分の足で歩くことでいつ来るかわからないという体験を求めている人も多いと思います。

では、この『絶叫棺桶』はどのように驚かせるのか。

まず、棺桶に入る際ヘッドフォンを耳につけるよう指示されます。そして、使用する棺桶は先ほども述べたように特別製で、外側からだけ顔の部分が開けられるようになっています。つまりどういうことか、棺桶という狭い空間の中ではヘッドフォンを外そうとしても外せず、耳をふさぐこともできません。そして、従来のお化け屋敷同様、いつ驚かせに来るかわからないという【視覚・聴覚】に直接恐怖がやってくるのです。それだけでなく、何かが体に触れる感覚もあり、【視覚・聴覚・触覚】に作用する恐怖体験を味わえるます。これが、全く新しい次世代のお化け屋敷なのです。




コロナウィルス蔓延という特別な状況でも、人々は恐怖を求めています。ハロウィンが近い今、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?

≪参考文献≫


(文責:浅下)

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