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コロナ禍でのライブハウス業界(後編)

<オンラインライブサービス>

新型コロナウィルス感染拡大防止を余儀なくされる中、多くのライブイベントで導入されているのが『有料型オンラインライブ配信』です。視聴者は、事前にクレジット決済などで支払いを済ませ、当日の配信時間に指定URLをクリックすることで配信ページに入ることができる、というのが一般的です。しかし、録音・録画機材やその技術が不足しているライブハウスでは、オンラインライブの導入も難しく、全てのライブハウスがオンライン配信に切り替えられるわけではありません 。イベンターやプロモーターはイベント開催にあたって、オンラインライブ配信が可能な会場を探すところから始めないといけないのです。


<PIA LIVE STREAM>

そんな中、一躍注目を集めているオンラインライブ配信サービスがチケット販売で有名なぴあが行っている『PIA LIVE STREAM』です。


2020年5月のサービス開始から約2か月で話題の大型公演の配信を務め、現在なお成長中のサービスです。その特筆すべき点として、ぴあが会場手配、撮影から視聴チケット販売、プロモーション、配信までを一括でサポートしてくれるという点が挙げられます。ライブ配信が出来る会場を探す段階から行ってくれるため、イベンターやプロモーターは手間が省けます。 またチケットぴあのプラットフォームを最大限に活用し、グッズ販売や投げ銭機能もつけることができます。



<まとめと考察> 今回はライブハウス業界で注目を集めている『PIA LIVE STREAM』を取り上げました。 今回取り上げたもの以外にもオンライン配信サービスは数多く存在し、有観客ライブと比べると劣っている点に対する指摘ばかりが目立ちますが、席による差がないことや遠方からライブに参加できる点など多くの利点も存在します。



withコロナ時代にフィットしたこれらのサービスは、感染拡大が落ち着いた以降もコロナ以前の有観客ライブと併用され、大きく発展して行くのではないでしょうか。


(文責:4期生 齊藤)

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