皆さん、こんにちは。 今週からオンライン授業が始まりましたね。 月曜1限からトラブル続きで、少し不安です…。
さて、今回私が取り上げるのは、“旅館・ホテル”です。 コロナによる企業の倒産は、全国で139件(5/12時点)。
【ダメージの大きい旅館・ホテル業界】
そのうち最も倒産件数が多いのは「旅館・ホテル」の34件です。「飲食店」14件、「アパレル・雑貨小売」13件をおさえ、その数はワーストワンです。
4月16日から緊急事態宣言の対象が全国へと広がったことや、5月31日までの緊急事態宣言の延長を受け、キャンセルが相次いだ旅館・ホテルは、大きな痛手を負いました。
【打倒新型コロナのマーケティング】
そんな中、なんとか客足を伸ばそうと、いくつかの旅館は様々なキャンペーンを行っています。 石川県金沢犀川温泉の「川端の湯宿 滝亭」では『運がよければ1泊2食5670円&特別客室プラン』を始めました。チェックイン時にサイコロをふり、5か6が出たら1人の宿泊料が5670円になり、かつ部屋のグレードアップが可能になる、というプランです。
なぜ5670円などという中途半端な金額なのでしょう? この金額を、一文字ずつ声に出して読んでください。
「5,6,7,0」
「ご、ろく、なな、ぜろ」
「こ、ろ、な、ぜろ」
そう、「コロナゼロ」という語呂合わせです。ばんざーい。
また、神奈川県箱根町の「一の湯」は、1人3900円で宿泊できる『まじでコロナウイルス勘弁してくださいプラン』を始めました。
どちらも好評で、発売後すぐに予約が入りました。
[参考] ・「新型コロナウイルス関連倒産」,帝国データバンク https://www.tdb.co.jp/tosan/covid19/index.html ・「事業者倒産急増 新型コロナ、宿泊業界は未曽有の危機」,観光経済新聞 https://www.kankokeizai.com/%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E5…/ ・「<新型コロナ>宿泊客減 食い止めよう 独自サービス打ち出す旅館増加」,東京新聞 https://www.tokyo-np.co.jp/…/list/2…/CK2020040402000175.html
(後編に続く)
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