感想
ワニくんがこの100日間で経験することは、私が普段体験しているようなことばかりで親近感が湧きました。ワニくんの行動や考えが自分と重なる部分が沢山あるなあと思いました。普段経験しているようなことがワニくんにとっては最後の1回であるけれど、それは私も同じかもしれません。漫画を読んでいるとあと何日かしか生きられないことが分かっているから、やりたいことがあるなら早く行動した方がいいのにと思うことが多々ありました。また、ワニくんは「次回」や「1年後」など、先の話をすることが多いなと気づきました。死ぬ日を知っていて1年後はないと分かっているから、ワニくんが未来の話をすることを余計意識してしまいます。考えてみると私も普段、先の話をしているなと思いました。この漫画を読んでいると、ふとした時にワニくんがしていることを自分に置き換えて考えてしまいます。いつか死んでしまうということを分かってはいるけど、意識していないなと改めて気付かされました。意識するのとしないのとでは全く違うんだろうなと思いました。
考えたこと
なぜ、100日という期限を最初に決めたのかと疑問を持ちました。きくちゆうきさんは、「自分の経験したことや、後悔、伝えたほうがいいと思うことを漫画として表現しました。」といっていました。このことを聞いて、終わりが分かっていれば1日1日を大切にできるけれど、終わりを意識していないと気づけないということを伝えたかったのかなと思いました。また、1日1つずつ漫画を投稿をしたのは、全てを一度に読むよりも1日1日をより意識しやすくするためなのではないかと思いました。毎日を噛み締めて生きてほしいというメッセージだったのかなと感じました。
「100日後に死ぬワニ」はアニメ映画化が決まっていたり、いきものがかりさんとのコラボMVも公開されています。一つ一つの話が短く読みやすいので、ぜひ読んでみてください!
以上佐藤夕菜でした。
参考文献 作者きくちゆうきTwitter : https://mobile.twitter.com/yuukikikuchi?lang=ja ベイシカ : https://www.basica.co.jp/100wani
(文責)佐藤
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