ついに奴らがやってきた
なんだこれ。一切透明感を感じさせないスープの上にチャーシュー・ネギ・メンマ・ナルト・生姜、そして板チョコが乗っている悪ふざけにしか見えない見た目をしている。そして見た目もさる事ながら匂いがふざけている。ラーメンの香りは消え失せ、湯気と化したチョコレートが鼻腔を刺激する。大丈夫かこのラーメン。恐る恐る箸を入れ、口に運ぶと……
肝心のお味は
「ん?意外にイケね?これ。」
存外にも食べられる味に仕上がっていました。チョコレートの香りはするが味は普通の醤油ラーメン。それが第一印象でした。恐らく生姜がアクセントになって甘さを中和してくれていたんだと思います。
しかし、食べ進めるとその印象は覆ることになります。半分程食べ進めると徐々にチョコレートの主張が強くなってくるではないか。
なぜか?
その元凶は上に乗っていた板チョコでした。僕達が麺を啜っている最中、静かに解けてやがりましたコイツ。食べ進めるほどにジワジワと甘さがキツくなる。
美味くない。甘い。くどい。
先程の好評とは一転、不評の嵐が吹き荒れる道玄坂19時。それでもなんとか金井と小峯は麺を完食。坂本はスープまで完飲しました。
ファイナル・ジャッジ
「美味いか不味いかで言ったら、不味い」と金井。満場一致でした。
結論としては「第一印象ヤバいけど、実際マジでヤバいやつ」といった感じです。多分僕は二度と食べないと思います。聖バレンタインがこのラーメンのこと知ったら泣きますよ。怖いもの見たさで興味がある方、そして、
僕達を生贄にした先生はぜひ注文しましょう(しなさい)。
そして是非感想をお聞かせ下さい。お待ちしております。
文責:坂本
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